昨日の夕方、雨がそぼ降る中、遅い昼食と散歩を兼ねて代々木公園へ。昼食は通り道の代々木八幡にある有名(なだけの)店「ハシヤ」にて。どうでもいいんですが、ここは接客と味がどんどん劣化していっているような気がします。相変わらずの人気なので、気のせいなのかもしれませんが。とりあえず、接客のお姉さんはもう少し香りが優しい香水を付けた方がいいのではないかと提案したいところ。
代々木公園に着いたのが午後4時。土曜日、日曜日の2日間、「
Earth Day Tokyo 2006」なるイベントが開催されていたのですが、行ってみてわかった、これがすごい集客力! 雨は断続的に降っていたのですが、あの広い代々木公園B地区(NHKのスタジオパークなどがあるあたり)に人がギッシリですよ!! まぁ、このイベントについては上記リンク先の公式サイトを見ていただくとして、会場の雰囲気としては、なんていうんですか、こう、…ヒッピーの集まりみたいな雰囲気というんでしょうか。多くの人が缶ビール、見たことのないラベルのビールを飲みながら歩いてまして、それこそ「立錐の余地もない」ほどの人手なのに、その中でたばこを吸っている人の多いこと。しかもそれを気にしている風の人もなし。よく見ると、会場の至る所でポケット灰皿を配ってまして、それがトリガーなのか、もともとそういう文化の人たちの集まりなのか、さっぱりわからぬまま。私自身もスモーカーですが、生理的に人混みでの喫煙はできないタイプなので、狂信的嫌煙家の方が見たら憤死しそうなこの光景に、多少の違和感を覚えつつ。
で、本当の目的は、このイベントの一環として行われる、ボニピンさんこと、
Bonnie Pinkさんのミニライブだったんです。ライブの開始は4:30〜ということで、30分早く会場入りしたわけですが、くどいようですが「雨にもかかわらず」、ライブ会場(といっても、野外ステージ)の客席ゾーンはもういっぱいいっぱい。もう入れません。仕方なく会場を囲むように配置された股下ぐらいの高さのフェンスの外でボニピンさんの登場を待ちます。で、時間通りにボニピンさん登場。前の人が一斉にケータイカメラで撮影開始で、当初視界にボニピンさんの御姿を入れることができませんでしたが、1曲目の「So Wonderful」演奏半ばには会場も落ち着きます。久しぶりに生で拝見するボニピンさんは、相変わらずの何とも言えないエロいたたずまい。ちまたでは「エロカッコイイ」なんていうのがもてはやされているそうですが、ボニピンさんの「エロさ」の前ではそんなものままごとみたいなものです。ボニピンさんこそが真の「エロシンガー」ですよ。ご本人が意識されているかどうかは別として。
ライブでは5月に発売される新曲、「LOVE IS BUBBLE」も初生披露とのことで、ギュウギュウ詰め、降りしきる雨という悪条件でも、楽しませていただきました。「Heaven's Kitchen」でラストっぽかったので、演奏が終わった後にその場を離れたのですが、帰り道に響く最後の1曲…。引き返そうとするも、時すでに遅しでした。まぁ、堪能できたからいいんですけどね。
さすがボニピンさん!と思わせてくれたのが、ライブのオープニングで、「私は晴れ女なんですけどね」なんて言った矢先、雨が少し小降りになったこと、新曲「LOVE IS BUBBLE」を終始、「ラブイスバボー」と発音していたことでした。
すっかり冷えた体で帰宅。途中、代々木公園横のガラス張りの喫茶店でお茶をしてきましたが、焼け石に水だったらしく、夫婦そろってダウン。お互いに今朝から鼻水が止まりません。