Intelが、テレビや音楽など、エンターテイメント対応パソコン用のパッケージ、「Viiv」(ヴィーブ? 意味はわかりません)を発表しましたね。こう書くと何のことだかわかりませんが、省電力とパワーを兼ね備えた、ノートパソコン向けパッケージ「Centrino」みたいなものだととらえればいいのでしょう、たぶん(笑)。
Centrinoは、省電力CPUと無線LANチップ、チップセットのパッケージングにブランド名を付けたもののことで、今やWindowsのノートパソコンはほとんどにこのシールが貼られてますよね。おそらくViivもこういう形でわれわれ消費者の目に触れることになるのでしょう。
気になるのはその仕様ですが、日経新聞の夕刊によると、
・デュアルコアCPU
・高品位画像処理・音声処理を行うチップ
・リモコン操作サポート
・ネット経由で映画、音楽をダウンロードしたり、レストランを予約したりできる機能のサポート
・Centrino同様に、搭載パソコンにはロゴシールを付けさせる(笑)
などがあげられています。どうも後半2つはソフトウェア的なしくみのように思えますが、ハードだけでなく、ソフトウェアもパッケージに含まれるのでしょうか?
各種チップが統合されたものになるため、より省スペースで、リビングにも置けるという設計思想らしいのですが、デュアルコアCPUで省スペースなんて、ぜひ、今すぐMacに搭載してほしい仕様ですよね。
…と思ったら、
ITmediaにも情報が出てますね。あー、こっちの方が具体的だ(笑)。
確かにエンターテイメント系のソフト、Windows Media Center Edition、リモコンなどがセットで提供されるということ。つまり、iBook、PowerBook、Mac miniなどで採用されるという性格のものではなさそうです。
なんだかがっかりしたような、有無を言わさず貼られるであろうシールのことを考えたら、ほっとしたような…。