今朝、散歩の目的地、ヨドバシカメラの新宿西口店に行ってきました。
2階にある書籍・PCソフトコーナーに行くと、なにやら古めかしいパソコンが数台、かなり大きなスペースに展示されています。近寄ってみると、30日にリリースされるWindows Vistaのプロモーションでした。それぞれのパソコンにWindows 95、Windows 98、黒歴史のWindows Me、Windows XP、Windows Vistaがインストールされていて、実際に操作することもできました。古めかしい、いかにもオフィス機器然としたパソコンが並ぶ中で、さすがにVistaがインストールされたパソコンだけは、大型ワイド液晶を備えたオシャレなもの。それにしても、これはなかなか好企画かも。
というのも、OSがいくらバージョンアップしたところで、結局それはWindowsなわけで(←「Mac OSなわけで」と言い換えてもOK)、見た目的にそれほど変化はないと思うんですが、その入れ物である"パソコン"は、10数年でかなり変化しているわけです。アイボリー1色の本体、フラットとはほど遠い小型ブラウン管モニタ、背面に隙間がないほど這わされたケーブル類…、とまぁ、今では信じられないくらいの野暮ったい機器だったんだ、ということがイヤというほど味わえますから。
残念だったのは、私の「Windowsデビュウ」となった「Windows 3.1」が展示されていなかったこと。「マウスなんて、操作補助機器に過ぎないぜ!」みたいな、キーボード主体でゴリ押しできるGUIは、今でも私の中で比類なき存在であり続けています。
展示機の中で異彩を放っていたのは、Windows 98がインストールされたNECのパソコン「simplem」。当時としては斬新なデザインの一体型液晶パソコンですが、調べてみるとリリースは99年。このころからキーボードとマウスをワイヤレス化していたのが驚き。Macなんて、つい最近ですよ、メーカー純正のワイヤレスインターフェースがそろってきたのは。
MacもLeopardが今年前半にリリースされるみたいですが、同様の企画を、ぜひヨドバシカメラには実地していただきたいですね。筐体デザインからいって、Windowsよりも華やいだ展示になることは間違いなさそうですし。リリース当時の「iMacブーム」を知らない人たちも増えてきてそうですから、改めてMacのすばらしさをアピールするためにも、ひとつ。