
近所の本屋をうろついていたら、
「渋谷道」(雷鳥社、2,310円)という本を見つけました。東京都渋谷区にある、番地表示のブリキ板みたいなやつの写真をすべて掲載しているヘンな本です(笑)。散歩が生業となりつつある渋谷区民の私が買うべき本かと思い、中身をろくに見もせず即決購入しました。
中身は本当に写真集で、丁目ごとに数行のキャプションが付いているという感じ。ウチの近辺の写真は、ヘンなお面を付けた人が常にブリキ板と一緒に写っているという妙なコンセプトのものばかりだったのが残念ですが、全体としては写真も美しく、散歩の風景を想起させてくれるイイ本でした。
ブリキ板とは関係ないのですが、円山町にある東電OL殺人事件の遺体発見現場「喜寿荘」の写真が、最もインパクトがありました。実際に何度か前を通ったことがあるのですが、やはり独特の雰囲気がある場所です。それは写真からでもじゅうぶん感じることができるかと思います。
ところで、雷鳥社という出版社、私は初めて目にしたのですが、この出版社が実は隣町の「元代々木町」にあることを、この本の「元代々木町」のページのキャプションで知りました。キャプションによると、直接買いに行くこともできて、その場合は本が2割引になるんだそうです。
嫁さんによると、版元の中には雷鳥社のように、直接本を売ってくれるところがあって、その場合はたいていこの程度の割引価格で購入可能なんだそうです。この業界も長いんですが、初めて知りました…。